「お花だから印象付けられること」花贈りの先まで想ったお祝い花企画

2020年11月10日

魅力的なイラストともに、ダリアなどの豪華なお花をふんだんに使い、仕上げられた和テイストのスタンド花(フラスタ)。にじさんじ所属のVtuber/バーチャルライバー、加賀美ハヤトさん・葉加瀬冬雪さん・夜見れなさんのお三方が出演される公演へ贈られたお花です。
企画に集まった人数は83人。最終集金額は166,000円にも登りました。





[minsaka(ミンサカ)]を使って、主催の方がどのようにして、これほど多くの方の信頼を得て、企画の成功に至ったのか。
その流れや背景について、主催のめめんとふ(@6l_ai)様にお伺いしました。



【今回のインタビューの主催様/企画について】
■京と秋のにじさんじ SMC組宛フラワースタンド企画
https://www.sakaseru.jp/mina/event/4be435e28eb5c0b0e1562b09556bec1c
■送り先:「SMC組」(にじさんじ所属Vtuber、加賀美ハヤトさん・葉加瀬冬雪さん・夜見れなさん3人組の通称)
■贈ったもの:スタンド花(フラスタ)
■参加金額:2,000円から
■最終参加人数:83人
■最終金額:166,000円

――この度はインタビューにお答え頂き、大切な機会に「minsaka(ミンサカ)」をご利用頂きありがとうございます。
なぜ今回は、「minsaka」をご利用頂けることになったのでしょうか。


集金とお花の発注両方を「株式会社Sakaseru」にお任せできるというところに魅力を感じ、使用させて頂きました。

ミンサカの存在はSakaseruスタッフさんからのDMで知ったのですが、既に他のWEBサービスを使って企画ページを立ち上げていて、その時は使用するつもりはありませんでした。集金方法なども告知していましたので、それをいきなり変更するというのは、あまり良くないことだと感じたからです。

ですが、その後相談中だったお花屋さんと連絡がつかなくなってしまい、急に花屋さんを探し直さなければならない、という事態になりました。特に今回の公演は京都ということで、周辺の花屋さんにも明るくなく、どうしよう、と焦っていました。そこでSakaseruさんからのDMを思い出し、お花のご相談をさせて頂いたところ対応可能とのことでしたので、一緒に集金のプラットフォームも「minsaka」に変更することを決めました。

――具体的な企画の流れを教えて下さい。

公演の発表が8月14日でしたので、その日の深夜に企画内容などを詰め始めました。
また、今回はイラストを使用したいと思っていましたので、イラスト・お花のデザインを依頼する絵師さんにもその日のうちにご連絡し、すぐにお返事を頂くことができました。
その次の日、つまり8月15日にはTwitterで企画の概要を発表しています。





また平行してお花屋さんを探しまして、前述の、Sakaseruではないお花屋さんに相談を始めました。
そして連絡が取れなくなってしまったため、再度お花屋さん探しを始め、Sakaseruに連絡をしたのが8月31日。minsakaで企画を申請・承認されたのが9月4日でしたので、
公演の発表があってから集金開始まで、半月くらいの準備期間でした。

――非常に迅速な動きであったように思います。

公演開催の発表から当日まで、1ヶ月もなかったので……。
迅速に動かないと、後ろが詰まってしまう、「時間がない!」と思っていました。

――イラストをどなたに頼むかは迷いませんでしたか?

そこに対して迷いはありませんでした。
私はもともと、今回イラストを担当して下さった方のファンで、Twitterでも少しお話させて頂いたことがあったんです。お人柄もわかっていましたので、スケジュールさえ合えばお受け頂けるのではないか、と考えていました。

最初から報酬のお話も含めてご連絡させて頂き、スケジュールと共に詳細をすり合わせて、すぐに正式にお受け頂けることとなりました。

▲ イラストをご担当された方が描いたフラスタデザイン図



――報酬のお話が出ましたが、全体の目標金額はどのように決めたのでしょうか。

初めの段階では目標金額は決めておらず、まずどのくらいの人数が集まりそうかを確認しました。それから一人あたりの負担金額をどのくらいにするか、そこから総額はどのくらいになるか……という考え方をしていました。

ただ、初めから「できるだけ贅沢にお金を使えるようにしよう」とは思っていました。急なスケジュールで動いて頂く絵師さん、お花屋さんには十分にお支払いをさせて頂きながら、SMC組の晴れ舞台を華やかに祝いたいと考えていたからです。

――結果、沢山の方にご参加頂き、豪華にお祝いすることができたのですね。
企画主催の中で大変だったことはありますか?


正直、終わってみたらそんなに大変なことはなかったように思うのですが、あえて言うなら沢山の方に参加頂くことで「責任」がどんどん重くなっていくのが大変でした。

現場でお花を見た時、「よかった、ちゃんとある!!」とホッとしたのを覚えています。

――では、企画主催をした中で、大切にしていたことはありますか?

「SMC組の3人や、にじさんじの名前をお借りして企画をやっている」という意識は持つようにしていました。
ライバーさんたちの名前があるからこそ企画が成り立ち、更にそのファンの方々からお金を預かることができる。ということは、万一よくないことがあった時、悪い印象を受けるのはSMC組の3人やライバーの皆さんです。
3人の名前に傷や変なレッテルがつかないように、ということは強く意識していました。

――そんなSMC組の皆様の魅力を教えて下さい。

3人揃っていると妙に調和が合う、というのが最大の魅力かなと思います。
3人とも配信スタイルもバラバラですし、配信するゲームの方向性も全然違うし、共通点といえば同じ日にデビューしたということくらいなんです。頻繁にコラボするわけでもなく、でも本当に仲が良くて、一緒に遊んでいるのが本当に楽しそうで。そういうところがいいなと思えますし、その3人の雰囲気が一番の魅力なのかなと。

これからも、3人がやりたいことをやりたいと思う時まで、ライバー活動を続けてくれたらいいなと思います。

――もし、お花企画の主催をするのに迷っている方がいたら、どのような言葉を掛けますか?

自分がこういうことをやりたい、やるんだ、という信念は持っていたほうが良い、ということでしょうか。人が多く集まれば、その分様々な意見を頂くことがあります。それに対して、ぶれない芯を持っておくと良いと思います。

また、こういう企画は大変なことがあっても、最後までしっかりやったらその分「やってよかった」と感じられるものです。
今回、参加者の方からは「自分もお花を出したいと思ったけど、お金をそんなに出せないので、こういう企画をしてもらえて嬉しいです」という言葉だったり、「時勢が時勢だから遠征もできず、こういう形でイベントに参加できて嬉しい」というような、嬉しいお声も沢山頂けました。
少しでもやってみたいな、と思っているのであれば、やってみて損はないと思います。

――最後に、ファンからお花を贈ることの意味、お花であることの意味とは何でしょうか。

個人的に、大きな公演にお花を出すということは、そのお花を見た誰かに「こんなに大きなお花を出すファンがついているんだな」という印象を与えられるものだと思っています。誰か、というのは、例えばどこかの会社の決定権を持っているような人ですね。そこから企業案件に繋がることもあるかもしれませんし、そうでなくとも何かしらに繋がるかもしれません。

本人たちのステージを祝い、更に、お花という高級品にそれだけ出せる人がいる、ということが表現できる。それは「フラスタ」というお祝いの形ならではです。消え物だから、1週間程度しか持たないお花だからこそ、より強く表現できることだと思います。

――素敵なお考え、想いをお話頂きありがとうございました!


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