時を超えても推しは推し!10年以上たっても「仮面ライダーゼロノス組」が好き!!

2021年07月21日

仮面ライダーゼロノス組が登場する「仮面ライダー電王」とは?



「仮面ライダー電王」はご存知でしょうか?
仮面ライダーシリーズのうちの1作で佐藤健さんが主人公・良太郎役をつとめられた特撮作品です。

『未来からの侵略者「イマジン。彼らは過去を改変することで未来を変えようとしていた。謎の乗車券「ライダーパス」を拾った“運がとてつもなく悪い”青年・野上良太郎は、時を超える列車「デンライナー」と遭遇し、イマジンのモモタロスに憑依されてしまう。だが良太郎は、自分に憑りついたイマジンの制御や、仮面ライダー電王への変身が可能な存在「特異点」であった。良太郎はモモタロスをはじめとする味方のイマジンたちと協力しながら、時の運行を守る戦士・電王として戦いを繰り広げる。』
(仮面ライダーWEB公式サイトより引用)

イマジンが憑依することに見た目や性格などが変わる難しい役を佐藤健さんが見事に演じ分けられたことでも話題になった作品です。もちろん佐藤健さん演じる良太郎(良太郎の台詞には名言がいっぱいです!)や個性豊かすぎるイマジン達(スーツアクターさん、声優さん、それぞれの素晴らしい演技が合わさった表現が本当に素晴らしいです!イマジン達が存在してる!)や、笑いあり涙ありのストーリー(脚本はあの小林靖子さんです!)なども好きなのですが、推しコラムとして書かせていただくのは、仮面ライダーゼロノス組です。



仮面ライダーゼロノス組のふたり 桜井侑斗とイマジンのデネブ



仮面ライダーゼロノスは仮面ライダー電王第19回から登場する中村優一さん演じる桜井侑斗が変身したライダーで、侑斗にはイマジンのデネブが憑依しています。

「ゼロノス組」と書いたのはこのためなのですが、デネブの契約者は実は別にいて、その契約者の願いを叶えるために侑斗に憑いているんです。なぜ契約者が別にいるのか・契約者の願いについては作中であきらかになるので、ここでは詳しく語りませんが、侑斗とデネブのやりとりが一言で言うと「息子とおかん」なんですよ!!

デネブは『家庭的で家事全般をこなし、ゼロライナーでの侑斗の身の回りの世話をほとんど行う』(仮面ライダー図鑑のサイトより引用)と紹介されているように、お金の管理や食事つくりに友達作りなどを自ら行う、まさにおかんオブおかん!!それがデネブなんです!!

牛若丸に登場する烏天狗と武蔵坊弁慶のイメージで和で黒がベースのかっこいいデザインなのに、中身がおかんというギャップもいいんです!!

そんなデネブの声は声優の大塚芳忠さんが担当されていて、キャラソン『ACTION-ZERO』も中村優一さんと一緒に歌われています!いやぁ、声がいい!!

恥ずかしがってうまく友達をつくれない侑斗に友達を作ろうと「侑斗をよろしく」という挨拶と共にデネブキャンディーを配って回ったりと、少しずれたように感じてしまうかもしれないデネブの言動ですが、なぜそんなことをしていたかがわかった時はもう涙腺駄目でした。そして、これまでふたりの間で幾度となくあった椎茸のやりとりで泣くとも思いませんでした。椎茸……!!

侑斗は良太郎などに対してツンケンした言動をとるクールで皮肉屋なところがあり、時の運行を守ることを使命としていることから、人助けをする良太郎や良太郎のイマジン達と衝突するんですが、デネブの前では子供っぽい態度を見せてプロレス技をかけたりと、もう、そういうところが「息子とおかん」なんです!!

この息子とおかんなやりとりは変身後もやってますし、なんだったらベガフォームというデネブが侑斗に憑依した状態の変身フォームの時にもやってますからね!?

デネブに対するものとはまったく違う態度を侑斗が良太郎をはじめとした他の人達にとるのには侑斗なりの理由や想いがあって、この理由もわかった時はもう本当、もう……となりました。侑斗がある決意を込めて変身するシーンがあるんですが、そのシーンは決意や想いが痛いくらいに伝わってきて、デネブと同じ気持ちで見ていることしかできませんでした。

侑斗の「俺はかーなーり強い!」という台詞、デネブの「侑斗をよろしく」という台詞があるんですが、ふたりはそれぞれ一体どんな気持ちでその言葉を口にしていたんだろうと思うと、もう何とも言えないです。




デネブが憑依した侑斗と空も飛ぶゼロライナー



侑斗にもデネブが憑依することがあり、その時の侑斗は緑色のメッシュが入っている挑発に緑色の瞳の姿となります。
デネブが憑依するのは買い出しなどのためというものすごくおかんな目的のためで、普段の侑斗とのギャップがあって面白くて可愛いんです。
あくまで「デネブが侑斗に憑依している」状態なので、別人というのはまた違うのですが、その違いを桜井侑斗役の中村優一さんが見事に演じられています。

ふたりが普段生活しているのは時を走る列車・ゼロライナーは、牛に似たデザインのゼロライナードリルと鳥のような外見をしているゼロライナーナギナタの二両編成になっています。

ゼロライナーで戦う時にはゼロライナードリルは牛のような部分がドリルに変わり、ゼロライナーナギナタは飛びます。電車だけど飛んで切り裂きます。このセンスがすごくいいです!!



『仮面ライダー電王』を、そして仮面ライダーゼロノス組をよろしく!!



コラムを書くにあたり、改めて調べてみると2007年から2008年にかけて放送されていたことがわかり「10年以上前!?」とかなり驚きましたが、それでも好きなものは好きなんです!!

もう何年たっていようが、やっぱり好きだ!!
私事ですが、もうすぐ予約していたゼロノスのフィギュアが届きます楽しみ!!

仮面ライダーゼロノス組が登場する『仮面ライダー電王』は笑いあり涙ありの子どもから大人まで幅広い人が楽しめる作品になっています。運が悪くても決して諦めない良太郎の強さ、守るべきものを守ろうとする侑斗の強さなど、さまざまな「強さ」が描かれた作品でもあります。

イマジンの声は有名な声優さん達が担当されているので、声優さんが好きな方にも楽しんでいただける作品です。
ぜひ『仮面ライダー電王』を見てみてください!そして仮面ライダーゼロノス組のふたりをよろしくお願いします!


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