その声は、万華鏡の如く輝く ~歌手・役者・声優 小林正典さん~
2021年08月30日
『口からCD音源(以上)』
初めてライブで彼の歌を聴いた人は、口を揃えてそう語ります。
確かに超絶歌が上手い!
しかしそれだけではない輝きや可能性を沢山持っておられる方でした。
私が応援しているのは小林正典さん(Twitter:@kmasa1108)。
歌手・役者・声優として活動されており、ソロプロジェクト『WAЯROCK』としてCDも出されております。
WAЯROCK公式サイト
https://avex.jp/warrock/
歌手・声優として
私が小林さんを知ったキッカケは、アプリゲーム『バンドやろうぜ!(通称:バンやろ)』でした。
小林さんの活動を語る上でも欠かせない作品です。
バンドやろうぜ!公式サイト
https://www.banyaro.net/sp/
残念ながら2019年3月にサービス終了してしまいましたが、その後もコラボカフェやライブ、他アプリとのコラボなど動きがあり、未だ根強い人気を誇っております。サービスが終了してからハマる人も……!
バンやろの魅力はシリアスとギャグの緩急激しいストーリーと、タイトルにもあるようにバンドの『楽曲』にあります。
小林さんは、ゲームに登場するメイン4バンドのうち、『OSIRIS(オシリス)』というバンドのボーカル、高良京のCVおよび歌唱を担当されています。
ゲーム内だけにとどまらず、リアルバンドのOSIRISとしてライブ活動も行なっておられました。
4つのバンドはそれぞれカラーが違いますが、OSIRISはクールで叙情的な楽曲が特徴(公式サイトより)。
ゲーム内で初めてバンやろの楽曲を聴いた時は衝撃を受けました。
いくつか音ゲーもプレイしていたので、ゲームだから……と侮っていたわけではありません。
ですがそのクオリティの高さに驚き、中でも1番惹きつけられたのはOSIRISの高良京、小林さんの歌声でした。とにかく歌が上手い!
声量の凄さだけでなく、伸びのある声は高音域をどこまでも突き抜け、アップテンポの楽曲であってもぶれがありません。
あまりにも難しい歌唱テクニックを要求されるものばかりで、ライブで歌うのは無理なのでは……?と思っていた時期が私にもありました。
とんでもないです。生で歌います。本当にすごい。
なんと公式にて2017年7月7日に行われたライブの360度映像が公開されております。
5曲も聴けて、あらゆる角度から拝顔できるこの動画が無料……?
360度動画(公式サイトからYouTubeに飛びます)
https://www.banyaro.net/news/mainte.html?id=45348
お時間がない方はOSIRISファンの中でも特に人気の暴れ曲、『Bloody Masquerade』だけでもご覧いただければ嬉しいです。
楽曲はこの他にもありますが、読んでくださっている方に個人的オススメをいくつか。
・Voice
(導入としてオススメ)
・Heavenly Breeze
(癒されたい時に。これを生で聴いた時には涙が出ました)
・Endless
(Voiceのアンサーソングでもあり、アプリにおけるOSIRIS最後の楽曲)
OSIRISメインで語りましたが、他にも色々活躍されています。
・GANG×ROCK
東郷義昭 役(CV・歌唱)
・TVアニメ number24
主題歌『SET!』(歌唱)
是枝裕樹 役(CV)
...etc.
WAЯROCK(ソロプロジェクト)
ここからはソロプロジェクト『WAЯROCK』について語らせて頂きたいと思います。
読み方はウォーロック/ワーロック。おそらく前者の読み方が主流になっているかと。
(ちなみにЯの表示の仕方ですが、ロシア語の「ヤー」となります)
2019年1月28日からWAЯROCKとして活動開始。
楽曲を手掛けているのは、ゴールデンボンバーやBABYMETAL、仮面ライダーシリーズ等で知られるtatsuoさんです。
OFFICIAL TEASER(4曲試聴可)
カラーの違う4曲、どれもパワフルでカッコいい!
その後発表された『Perfect Triumph』は『劇場版: ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』の主題歌になっております。
公式サイトより
そしてタイムリーなことに、『仮面ライダーセイバー』の挿入歌『BOOK OF POWER』でも歌唱を担当されております!
現在発売中のミニアルバム『The Declarer ~An it harm none, do what ye will.~』では試聴に含まれていない曲もありますので、よろしければ是非。
切なくダークめな世界観とパワフルな歌声に圧倒されること間違いなしです!
役者として
私は歌から入ったので、個人的に1番驚いたのはお芝居の上手さでした。
瞳から指先に至るまでの表現力がすごい。
舞台に立てば役になりきるのだから当たり前と言われてしまうかもしれませんが、それでも、そこに居るのは顔のよく似た別人……?と思えたのです。
あの不思議な感覚が忘れられなくて、舞台にも足を運ぶようになりました。
これを書いている一ヶ月後に、レティクル東京座さんの『メノウと狐の大業雨』という舞台も控えております。
タイトルにもなっている大業雨役なのですが、設定も他のキャストの皆さんのビジュアルも含めて、全てのオタクの好みどストライク!という感じですので、覗いてみて頂けたら幸いです。
メノウと狐の大業雨 公式サイト
http://reticletkz.jp/menou/
まとめ
歌にしてもお芝居にしても、七色の輝きと表情を見せてくれる万華鏡のような方だと感じています。
才能だけでなく、その謙虚で優しいお人柄あってこそ、応援したいと思わせてくれます。
そしてその輝きや熱量に触れるたびに、エンターテイメントの重要性を感じます。
仕事で辛い時、プライベートで苦しいことがあった時、何度救われたか分かりません。
何を申し上げたいかと言いますと、つまり……
早くライブハウスで思いっきり声を出してヘドバンしたい!(笑)
みんなが心置きなく推し活できる日が早く戻ってきますように。
とりとめのない長文となりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました!
SNSでシェア