｢物販でサイン書いてもらえる特典当たったけどどどうしよう？...ご、後藤さんで｣
｢ごりか〜｣
（後藤理花だから”ごりか”か...)
｢こんにちは！ありがとうございます！｣

私がごりか（ザ・コインロッカーズのキーボード担当、後藤理花さん）と出会った瞬間の出来事です。3年前の事なのに今でも鮮明に覚えてます。実はこの時、別のメンバーに興味があり、その子目当てで初めてコイロカ（ザ・コインロッカーズの略）の主現場だった下北沢のライブハウスに行ったのですが...ライブハウスに一歩踏み入れた瞬間でした。

｢え、ピアノの音がすごく綺麗。誰だろう？｣

5人のバンド構成で演奏をしていたはずなのに、ごりかのキーボードから出るピアノの優しくて鋭い音だけが私の耳にスっと入ってきて、私の外耳から内耳の全てを虜にした。そんな衝撃を感じました。

「あのキーボードの子の顔面、タイプかも」

演奏中でしたがスマホを取り出して検索しました。当時のコイロカは30人以上の大所帯で、6チームに分けて対バンライブをしてました。

「いや、キーボードだけで何人いるんだよ笑...あ、多分この後藤さんかな」

この日はハロウィンコスプレで少し大人っぽい雰囲気だったので宣材写真の可愛らしさとは少し違っていたので確証が持てず、とりあえず演奏を見ることにしました。

「演奏上手いな」

後で知ることになるのですが、ごりかは3歳からピアノをやっていて、しっかり実績も残している子だったんです。そんなことも知らず

「可愛くてピアノ上手とか...デヘヘ」

なんて呑気にニヤついてました。笑
そして演奏が終わり転換のためのMCで

｢こんにちはー、後藤理花です！｣
(あ！やっぱり後藤さんで合ってた。うわー！カワイイな)

もう一人のMCにハロウィンエピソードを聞かれて
「私はハロウィンの時にお菓子とか準備してなくて...でも、梅干しを高校のカバンに入れて持ち歩いてるので、それをみんなに配りました！！！」

(会場...ポカン)
(私...大爆笑)

ごりかはお笑いが大好きなので(和牛さんが特に好き)、ネタとして準備していたと信じたいですが多分天然です。笑
これも後日談なのですが、初対面から一年後、コロナ禍で開催されたオンラインミーティングで「あの時、なんか一人むっちゃウケてる人いるなーって思って見てたよ」と覚えていてくれる位にファンの事をよく見てる子です。

ライブ終了後の物販で当たりを引いた瞬間は本当に迷いました。スタッフさんから「誰にしますか?」という声がかかるまでは決められなかったのですが口から自然と

「後藤さん...」

という言葉が出てました。目の前にしたごりかは天使でしたが、初対面だったのでグッとこらえてクールに...

「初めて来ました」
「ありがとうございます！お名前は？」
「やっさんです。日向坂が好きでコイロカにも興味があって。このライブハウス入った瞬間に後藤さんのピアノの音に惹かれました」
「ありがとうございます！私も日向坂好きです。誰推しですか？」
「きょんこ(齊藤京子さん)です」
「私も同じです！後、ラーメン私も大好きなんですよ」
「え！僕も大好きです！オススメとかありますか？」
「魂心家がオススメです！書けました！」
「今度行ってみます！」

とっても話しやすくて対応も丁寧で、ここから私のごりかのヲタクとしての旅は始まりました。

ライブ配信ではピアノだけでなく、リコーダー、ピアニカ、オタマトーン（？）を駆使した演奏をしていて、その多彩さにビックリさせられました。(この演奏場所をGorika Amusement Park、略してGAPといいます...まぁごりかの自室なんですが笑)
また、コイロカのMVではロデオボーイに乗りながらリコーダーを演奏するという離れ業も披露して度肝を抜かれました笑

少し変わった子かなとみなさんも思いますよね。でもピアノは全然違います。2021年初頭に放送されたTEPPENピアノ対決に出演し、初出演で堂々の2位という結果と

「犬派？それとも猫派？」
「私はお魚が好きです」
(全員...ポカン)

という迷言を残せる逸材なんです。

私はごりかのパフォーマンスが本当に大好きです。ファンとの向き合い方も大好きです。もちろん容姿はどタイプです。ごりかのピアノは号泣しながら聞いています。そしてごりかの存在にいつも癒されています。仕事でどんなに疲れてもごりかを見れば疲れは一瞬で吹き飛びます。そんな素敵な子です。

コロナ禍で、なかなかライブも開催できない状況ですが、先日ようやく祝花を出せました。2年がかりの祝花でした。(もちろんSakaseruさんにお願いしてとても喜んでもらえました)

理花には花が入っています。その花はどんな祝花も凌駕する魅力を放ち続けています。皆さまぜひGAPへご来園頂き、ごりかに、ごりかのピアノに癒されてみませんか？