バーチャルの世界で数多くのVtuberが活躍されている中、「バーチャルのアイドルグループ」と呼ばれている、楽曲のリリースや音楽ライブなど様々なメディアミックスを展開しているホロライブプロダクション。（通称：ホロライブ）

今回は、ホロライブ所属のライバーさんへの応援広告の事例はまだまだ少ない中で、minsaka企画より、ホロライブ3期生の皆様に向けて応援広告を出された主催者様へインタビューをさせていただきました！

企画主催者である「3期生4周年記念ファン企画担当者」様は、
元々色々な配信者さんの動画を拝見していた中で、たまたまホロライブ3期生の「白銀ノエル」さんの動画がおすすめに上がってきて、動画を見ていくうちに面白いなと、どんどん興味が湧き惹かれていったと、ファンになった経緯を教えてくれました。

今までの推し活では、フラスタや今回の企画前にも応援広告を出されていたりなど積極的に行動されており、そういった「応援したい」という気持ちが溢れるほどの魅力は何なのか...!とお伺いしたところ

『一言で語り切れるものではない』と一言（笑）

その中でも、『普段からゲーム実況されていたり、配信者としての企画など動画の内容が面白く引き寄せる力があるんですよね。新衣装を発表したり、新しい展開があったりしてリスナーのことをよく考えているし、飽きさせない工夫をされているなと、すごく伝わってきて、ファンとしても頑張っている人を応援していきたいという気持ちです。』と、熱く語っていただきました。

そんなホロライブ所属の3期生である「兎田ぺこらさん」「白銀ノエルさん」「不知火フレアさん」「宝鐘マリンさん」へ活動4周年記念に掲載された応援広告のノウハウや主催者様の今回の企画への想いをご紹介していきます！

げきエモなポスター発見！
4人と一緒に進む先には絶対に楽しいことが待ってるね〜♪#ホロライブ3期生4周年記念 pic.twitter.com/hw5kRzex0m

— x-ray (@extraRei) July 17, 2023

応援広告について

にじさんじ（※）さんの方で応援広告が多く出されているのをよく見ていて、誕生日や記念の日に応援広告を出せることを知りました。
※ホロライブと並ぶ、日本有数のVtuberグループ。

にじさんじさんの応援広告の存在を知ってから、僕らホロライブファンでも応援広告を出せないかなという想いがありました。

しかし、ホロライブの応援広告を出す条件が厳しくなかなか出来ずにいたのですが、今年の2月ごろに公式の方から応援広告に関するガイドラインが発表され応援広告が出しやすくなったので正式に4周年記念で応援広告を出そうと動き始めました。

3期生の皆さんは活動開始日が近いのと、本当に仲がよく色々コラボしたり遊びに行ったりとタレントさん同士の繋がりが強いと感じましたので、せっかくなので4周年記念をきっかけにファン同士でも繋がりを持てたら嬉しいなという想いで「3期生」という括りにしました。

あとは、過去にも別の方の応援広告を出した経験もあり、応援広告はたくさんの方に見てもらえることやファン同士一緒に見てお祝いできる雰囲気を出したいなと思い、3期生の4周年記念に応援広告を出そうと思いました。

minsakaについて

知り合いの方から、広く集金するのであればminsakaがシンプルでわかりやすいのでいいよと教えていただいたのがきっかけです。

シンプルで分かりやすいなと感じました。
他のファンの方がminsakaのノウハウをわかっていたので、企画概要はこんなふうに書いたらいいんだとか事前に下調べをしていたのでスムーズに利用できました。

ただ、応援広告を出すのに高額なのと、入金するタイミングで、主催者が一旦全額負担するのがとても大変でした。
掲載箇所が増えるにつれて、負担額も増えるのでそこも考慮しないといけないなと思いました。

広告代理店について

各掲載場所でそれぞれ4箇所の広告代理店さんへ依頼しました。

東京
株式会社ニューアド社

大阪
株式会社オリコミ

福岡
株式会社ジェイアール東日本企画「Cheering AD」

北海道
株式会社novello

Cheering ADさんの方で幅広く出せることは知っていたのですが、以前応援広告を出した際はニューアド社さんへ依頼していたので、その繋がりもあって今回東京へのポスターは、ニューアド社さんへお願いしました。

地域ごとに探したほうが連絡や調整がしやすいと考えたので4社バラバラになったという流れです。

スケジュールについて

応援広告自体は、去年の12月頃から動き始めていました。

また、ポスターの印刷代も考慮しこちら側で用意したり、応援広告の申請はラフ画でもいいので何かしらのイラストデータがないと申請が出せないため事前に準備をして進めておりました。

▽詳しい流れを簡潔にまとめてみました
—
2022年12月ごろ
本企画の応援広告を出そうと考え準備を始める

2023年1月ごろ
X（旧：Twitter）より企画アカウントを開設
@holofan_repo

2023年1月中旬
東京と大阪のそれぞれの広告代理店へ応援広告を出したいとお問い合わせ

2023年3月中旬
minsaka企画を立ち上げる
ホロライブ3期生活動４周年記念ファン企画～駅構内応援広告～


2023年4月ごろ
意匠審査と同時に応援広告の申請

2023年5月ごろ
札幌・福岡それぞれの広告代理店へ応援広告を出したいとお問い合わせ

2023年5月上旬
東京と大阪の枠を確保する（ご入金）

2023年6月中旬
福岡の枠を確保する（ご入金）

2023年6月下旬
北海道の枠を確保する（ご入金）

2023年7月上旬
ラクスルで印刷依頼をかけ、それぞれの代理店へポスターを発送

2023年7月17日（月）〜7月23日（日）
4箇所（東京・大阪・福岡・北海道）で応援広告の掲載がスタート

ポスターデザインについて

今回イラストレーターさんを探すに当たって、兎田ぺこらさん、白銀ノエルさん、不知火フレアさん、宝鐘マリンさんの4名を描いていただく必要があったので、4名の方を描いた経験があって、1人に偏らず満遍なくイラストを描かれている人を探しておりました。

そうですね。ある人物に特化して描かれている方はやはり多く、探すのに苦労した点ではありました。
特化した方へお願いしてしまうと、贔屓目に見られてしまう可能性も考慮し、今回は普段から色々な方の素敵なイラストを描かれているつるぴー様へお願いしました。

X（旧：Twitter）のDMよりご依頼の連絡をさせていただき、打ち合わせは主にDiscordを利用していました。

お打ち合わせより描かれた実際のラフ画

企画進行について

とにかく参加者様との連絡をこまめに取るように心がけていました。
お金も関わってきていて、決して少ない金額ではないので、参加してくださった方への誠意の気持ちも込めて、進捗状況や集まった金額の使い道などの説明は細かく行いました。

主に、Discordを活用しました。
音声の方で、最初に企画の目的の説明会を開いたり、応援広告の掲載場所が決まり、集金額よりこういう形でお金を使いましたといった決算報告を行いました。

事前に企画の詳細を説明していたので、参加者様からのご質問等は少なく、それ以外の進捗報告はTwitterの企画アカウントでお知らせしていました。（minsakaの参加締め切りのお知らせなど）

今回広告代理店は４箇所に依頼したため、それぞれのやりとりが大変でした。
場所によって掲示する際のルールが異なるため、より厳しいルールのところに基準を合わせてポスター制作を進めてました。

主催者様の声

多くの方に見ていただけたことはすごく嬉しいです。
今では、東京や大阪は応援広告の掲示数も増え一般化されている中で、北海道など地方の方はまだ少ないので、掲載した場所（4箇所）で、応援広告が見れて良かったとお声をいただき嬉しかったです。

ありがたいなという気持ちと企画の主催者として目標を達成できたことにご協力いただいた皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

また、イラストレーターさんには大変大きなプレッシャーの中、今回の企画のお仕事を引き受けてくださったことと素敵なイラストを描き上げてくださったことに大変感謝しております。

皆さんがいなかったらこの企画は成り立っていないので、関わってくださった皆様に本当に感謝の気持ちで溢れています。
ありがとうございました！

はい！もちろんです！
まずは、せっかく今回の企画を通して皆さんと繋がりができたので、その繋がりを大事にしていきたいと強く思っています。
他の箇所でも応援広告を出せる機会があれば、また頑張りたいなという気持ちです。

応援広告を出すということは、すごく大変なことです。
気軽にやろうと思って、やってみたもののなかなかうまくいかない部分も出てくると思います。
その時に、先駆者の方とか、頼りになる方がいらっしゃると思うので、そういった周りの方に聞いたり頼ったりしながら一歩ずつ進めることも大事だと思います。

やるぞ！と決めたからには、何があっても完遂してほしいなと思います。

ここまでお読みいただき本当にありがとうございます。

今回の主催者様インタビューでは、ホロライブプロダクションの応援広告を掲載するまでの流れや、主催者様の想いを聞くことができました。

企画を進行していく上で、minsaka・X（旧：Twitter）を連絡ツールとして主に使用している方がほとんどですが、3期生4周年記念ファン企画担当者様は、「Discord」で音声での説明会を開いたりなど、参加者様にも安心して想いを託せる環境作りを心がけるといった工夫点を知ることができましたね。

私も普段オンラインゲーム中にDiscordを使用する機会が多いのですが、minsaka企画で参加者様とのコミュニケーションを取るのに活用する方法はとても良いと思いました。
ぜひ、参考にしてみてください！

この度は素敵なご企画から、インタビューのご協力本当にありがとうございました！

この記事が少しでも、ファンの皆様、またこれから企画を立ち上げようとしている主催者様へお届けできましたら大変光栄です。