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推しを花で表現します。- 推し花のご案内 -

推しを花で表現します。- 推し花のご案内 -

2020年10月26日

はじめに



こんにちは!スタッフのアスカです。
今日はわくわくするような新しいお花の注文について、お話させて下さい。

新型コロナウイルスの流行により、機会の減ってしまったお祝い花。
それに代わって、現在オーダーが増えているのが、「推し」の雰囲気を表現した「推し花」です。

お花のテーマとなるのは、イメージカラー、モチーフ、その方の持つ雰囲気や言動。
実はSakaseruはこれまでにも同様のご注文を多数、お承りしてきました。



推し花の例



もともと、"推し"のイメージを掴んでお花を表現するということは、Sakaseruの得意分野だったのです。なぜなら、Sakaseruがこれまでメインとしてきた公演祝いのお花というのは、お役柄や演目、演者さまの雰囲気など、抽象的な内容でご依頼頂くことが多いから。

アイドル・巴奎依様の衣装・お役柄をイメージした
生花のアレンジ



俳優・和合真一さんの
Sakaseru記事をイメージしたプリザーブドフラワー



私も昨年2019年8月、10年以上愛するオンラインゲームキャラクターについて、お花をオーダーしていました。
出来上がったお花がこちらです。



ゲームキャラクターをイメージしたお花



私はとにかく感動しました。キャラクターグッズが出るタイプのゲームではなく、これまでほとんど、彼女を大好きな気持ちを形として持つことができなかったからです。

公演が少なくなってお花を贈る機会もますます減っている今。
そして家にいることが多くなった今。
そういう今だからこそ、これまでと違った形で"推し"を愛でるお花が支持されるのではないでしょうか。
新しいお花の楽しみ方。皆さまにもぜひ体験頂けたらと、そう考えています。


ということで、今回は”推し花”のオーダー方法についておまとめしました!
Sakaseruだけではなく、ふと、近所のお花屋さんで推しカラーのお花を見つけた時。「頼んでみようかな」と感じた時にもお役立て頂けたら嬉しいです。



目次



生のお花とプリザーブドフラワー



Sakaseruがよく、「推しさんのイメージで作って下さい!」というご依頼を頂くとき、多くは「生のお花(普通のお花)」か、「プリザーブドフラワー」のどちらかでご注文を頂きます。
(Sakaseruではその他、造花やドライフラワーなどもお承りできます!)

プリザーブドフラワーとは、お花を特殊加工して固めた枯れないお花のことです。管理状態によって数年〜数十年もつそうで、色合いも幅広いため、生のお花ではできない色合いを使えることがあります。ただ水分を抜いて加工するため、生のお花のような瑞々しさ、生命感はありません。また、生の花と比べて非常に単価が高い(生花の2〜4倍することも)です。

一方で生のお花(普通のお花)は、季節やお花の種類にもよりますが、1週間〜10日くらい楽しむことができます。プリザーブドフラワーより使えるお花が多いので、表現の幅が広く、また香りを楽しむことができ、「染め」という技術などを使って自然にない色合いを作ることもできます。ただ、プリザーブドフラワーの色合いとは印象が違いますし、プリザーブドフラワーのような特殊な使い方はできません。

次の項目にメリット・デメリットをまとめましたので、ご参考頂きながらぜひ、その時に合わせてオーダー下さい。



メリット・デメリット




1週間〜10日ほどで枯れてしまう生のお花(普通のお花)と、何年も枯れないプリザーブドフラワー。一見、ずっと枯れないプリザーブドフラワーが圧倒的に良いように思えますが、実はそれぞれメリット・デメリットがあります。

なかなかお花屋さん以外には分かりづらい、そのメリットとデメリットをおまとめしました!



お花の種類メリットデメリット
プリザーブド
フラワー
・長い間楽しめる
・生花にない表現が楽しめる(※)
・色の幅が広い
・スペースを取り続ける
・生花より値段が高い
・使える花が非常に限られる
生の花(普通の花)・記念日やお祝いの時だけ楽しめる
・使える花が多い
・見た目だけでなく香りまで楽しめる
・長くて10日ほどしか楽しめない
・プリザと比べ制作上の制限がある(※)


大きなそれぞれの特徴として、
プリザーブドフラワーは、「ずっと残る」ことが大きなメリットであり、人によってはデメリットとなります。
同様に、生花は「残らない」ことがメリットにも、デメリットにもなります。

また、花の種類と表現、も重要なポイントです。
プリザーブドフラワーは使用できる花が少ないため、同じ形で作ると、どうしても雰囲気が似てきます。ただ、生花にはできない表現(※)があるため、驚くようなお作りも可能です。
一方、生花は束ねる、スポンジに挿す、という制限下にはあるものの、使える花が多く、完成した姿は一つ一つ特徴があります。



※生花にない表現、生花の制作上の制限とは



プリザーブドフラワーは、ガラス瓶に入れる、ガラスケースに閉じ込める、立てかけるタイプのリースなど、生花にはできない表現が可能なのです。



ガラス瓶に入れたプリザーブドフラワーのアレンジ



ガラスケースに入れたプリザーブドフラワーのアレンジ



立てかけられるプリザーブドフラワーのリース



また時々ご質問頂きますが、箱にアレンジする"ボックスフラワー"は生花でも、プリザーブドフラワーでも蓋さえ閉めなければ制作可能です。



生の花でお作りしたボックスフラワー



プリザーブドフラワーでお作りしたボックスフラワー




生のお花はこんな人におすすめ!



「それで、結局どっちがいいの?」と上のメリット・デメリットを見て思った方もいるかもしれません。

そこで個人的に、生花がおすすめの方の特徴をおまとめしてみました。
こんな方は生花でオーダーするのがおすすめです。

・推しが星の数ほどいる方
・グッズを集めるタイプではない方
・お誕生日や記念日を派手に祝いたい方
・お花が好きな方

1.推しが星の数ほどいる方

実は私もそうなのですが…長い長いオタク人生…推しが、死ぬほど、います。そんな方。
「推し全員分プリザーブドフラワーを買ってたら場所がなくなってしまう!」と思われるかもしれません。そういう方は、お誕生日や記念日の時だけ、生花でオーダー頂くのがおすすめです。
生のお花でも、一部をドライフラワーにして取っておくなど、小さく残しておくことはできますので、そんな風にして少しずつとっておくというのも楽しいかもしれません。

もちろん、「特に推してるこの人のお花を一つだけ!」と、長く持つプリザーブドフラワーをオーダーするのも良いものですから、ご状況に合わせてお選び下さいませ…!

2.グッズを集めるタイプではない方

ミニマリストなオタクの友人がいます。彼女は推しのグッズを買っても、推しへの愛と、部屋に必要最低限のものしか置いておきたくない、という葛藤が常にあるそうです。
生のお花でしたら、10日も楽しめばなくなるわけですから、そういう方にとっては絶対に生花が良いはずです。

3.お誕生日や記念日を派手に祝いたい方

これはプリザーブドフラワーのお値段の高さによるもので、金額に対し小ぢんまりしてしまう傾向があります。「お祝いだから、大きく、派手に!」そんな方は生花の方が、お安くボリュームよくお作り出来ます。
また、背の高いDVDや、グッズと一緒に写真撮影をする、なんて予定がある場合にも、ボリュームを出しやすい生花がおすすめです。

4.お花が好きな方

お花がもともと好き、という方も、生のお花はおすすめです。
Sakaseruのフラワーデザイナーが使うお花は、町の花屋さんでは見られないような、珍しい花も多いです。
「推しをこんな風に表現してくれたんだ!」「こんなお花があるんだ!」
そんな驚きを知りたい方は、ぜひ生のお花でご依頼下さい。



"推し花" ご注文時のポイント



ご注文時のポイントは4つあります。

1 - 具体的な色のイメージを伝えましょう
2 - 抽象的な雰囲気を伝えましょう
3 - 自分の中でどんな人なのかを伝えましょう
4 - 推しの背景(バックグラウンド)を伝えましょう

一つ一つ解説させて頂きます!

1 - 具体的な色のイメージを伝えましょう



冒頭でご紹介した、私の推し花のオーダーシートを掲載します。



私が中学時代からずっと好きなゲームキャラをイメージして頂き、ボックスタイプのプリザーブドフラワーを制作頂きたいです。
イメージして頂きたいのは、オンラインPCゲームの[TalesWeaver]の主人公キャラの一人、ナヤトレイです。
色に紫を選んだのは、瞳の色が紫色でそのイメージが強いためです。
紫メインで可能であれば、(髪の色が銀髪なので)https://www.sakaseru.jp/story/185 こちらで使用されてるような、くすんだ白っぽい色も入れて頂けたら大変嬉しいです。

参考までにキャラクターの画像はチャットにてお送りさせて頂きます。

[以下参考程度に読み飛ばして下さい]
あまり笑わないクールで小柄な15歳の女の子です。武器を持って戦うタイプの、可愛らしくも凛とした雰囲気のキャラです。
野宿当たり前の環境で育っているため、ブーケより野に咲く花を好むタイプです。でも格好いいか可愛いかでいったら可愛いキャラです。
よろしくお願いいたします!!



意識したのは「明確な希望」と「希望の”雰囲気”を伝える要素」に分けて書くこと。そして「どうしたら短い文章で推しのことをわかってもらえるか」を考えていました。

まずは「色」、これは最も重要な要素です。
私の場合、瞳の色が紫色で髪の色が銀色のキャラクターでしたので、その2色を選んでオーダーしました。公式でテーマカラーが決められていればそれに従う方が自然ですが、私のように特に公式から何のお達しもない場合は、ご自身が思う"推しカラー"で構いません。

注意したいのが、例えば「ピンク」でも淡いピンクとパッションビンクは大きく違うということ。
お色の指定ははっきりお伝えするのがおすすめです。



2 - 抽象的な雰囲気を伝えましょう



次に2「抽象的な雰囲気」ですが、「かわいい」ですとか「格好いい」「優しい」というような抽象語がそれにあたります。これはフラワーデザイナーがイメージをふくらませるための材料です。

でも、ここでご注意!

「可愛い」という言葉一つにしても、例えば甘く女性らしい可愛らしさなのか、幼い子どもの無邪気な可愛らしさなのか、まで書かないと伝わりづらいことがあります。「かわいい」という言葉一つの捉え方で、イメージは大きく変わってしまいます。

ちなみに、私の頼んだゲームキャラクターへのお花では、「かわいい雰囲気」としつつも、後で「幼い頃から一族に定められた使命を背負い、そのためだけに育てられたため、年齢より幼い部分があります。そういう無邪気さのようなものを少しで良いので、表現頂けたらと思っています」とお伝えしました。
恥ずかしいかもしれませんが(私はとても恥ずかしかったです!)、イメージの伝わりやすい形で、その方を表現頂ければと想います。



3 - 自分の中でどんな人なのかを伝えましょう



色と同じくくらい重要なのが、この、お客様の「解釈」です!!!

現実に存在する演者さん、二次元のキャラクター問わず、人は様々な側面を持っていますよね。

優しい方、でも仕事に対する気持ちは真摯で時には厳しいことも口にする方。
クールで近寄りがたく見えるけれど、お身内には大変優しい方。
キュートで自由に振る舞いながら、常に周囲に気を遣い、ムードメーカーである方。

例を書き出せはきりがありません。
私の愛する「遊戯王」の海馬社長も、エキセントリックでブルーアイズ狂いなイメージが先行しつつ、弟想いで恵まれない子どもたちが無料で遊べる海馬ランドを作るという野望を持つ、心優しい一面もあるわけです。(愛…)

そうした時、「どの部分を表現して欲しいのか」を決めることは非常に重要です。
ちなみに私はこちらの「遊戯王」海馬社長の花をオーダーした時、「格好いいイメージでお願いします」と言い切ってオーダーしました。



海馬社長をイメージしてオーダーしたお花



私にとってこのキャラクターは、カードバトルで戦っている姿が一番印象深く、表現してもらうに相応しいと思っていたからです。

「自分にとってこの人は格好いい人だ」そんな風に、少し割り切って、どんな部分を表現してもらうかを決めた方が、イメージに近いお花になります。Sakaseruのチャット機能では、フラワーデザイナーに画像を送ることもできるので、イメージに近いイラストや画像を送ってもわかりやすいかもしれません!



4 - 推しの背景(バックグラウンド)を伝えましょう



最後に背景ですが、これは私のヒアリングシート中では「参考程度に読み飛ばして下さい」と書かれている部分にあたります。
例えばお役柄や推しキャラの性格が、例えば年に見合わずクールな女の子である、という時。「なぜそんなにクールな子になったのか?」という要素が、意外にも大事になってきます。

Sakaseruのフラワーデザイナーのセンスで推しを表現するとき、そういった些細な情報が、イメージに影響を与えることがありえるのです。ぜひ、恥ずかしがらずにお人柄や背景など、知っている情報をお伝えしてみて下さい。



おまけ 「飾って楽しい花」と「推しに想いを馳せる花」と



プリザーブドフラワー・生花といった種類に関わらず、オーダーの時、「お客様ご自身の望むもの」をよくご検討の上オーダー頂けたら、と思っています。

推しカラーで可愛らしく、自宅のインテリアに合うお花が欲しいのか…
お花全体として、推しを表現して欲しいのか…

それによっても、オーダーする内容は大きく違います。
お迷いの方は、ぜひSakaseruスタッフの無料相談をご利用下さい。お客様のご希望に最適なフラワーデザイナーをマッチングさせて頂きます。



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推し花一覧



最後に、ごく一部ですが、「推しをイメージしてオーダー」して下さった皆さまの事例をピックアップしました。
どれも皆さまの素敵な想いが込められています。一つ一つの事例ページには、お客様の想いも書かれています。ぜひ、お楽しみ下さい。



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