フラスタ・楽屋花のSakaseru

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5年間応援下さり、ありがとうございます。

5年間応援下さり、ありがとうございます。

2020年10月14日

こんにちは。
Sakaseru代表の小尾です。

本日10月14日はSakaseruが生まれた日です。
今年で5歳になりました。

ここまでSakaseruを継続出来たのは、ひとえに応援して下さる皆様一人ひとりのお陰で御座います。

この言葉だけを見ると定型文の様に見えてしまうのですが、事実、こちらのコラムを読んで下さる皆様が、日々サービスをご利用下さり、あたたかいお言葉や想いを伝えて下さるからこそ、僕たちSakaseruが存在出来ています。

本当に、ありがとうございます。

この一年間を振り返り、皆様一人ひとりへの感謝の想いをお伝えさせて下さい。

今年はまさに変化の一年でした。
事業としても、個人としても大きく変化しました。

去年の10月から、今年の1月まで、実はSakaseruは事業として大きく成長を遂げていました。
有り体に言えば、売上が右肩上がりに上昇し、日々忙しいながらも未来を見据えながら事業を進めてきました。

2月後半、コロナウイルスが発生。
緊急事態宣言も発令され、本来繁忙期である4月の売上は、同年1月の92%減。
絶望を与えられました。

コロナウイルス発生当初は、2,3ヶ月で事態が収まるのではないか。勝手な希望と甘い見通しを立てていたのですが、現実は希望ほど優しくはありませんでした。

主事業としている公演に伴う祝い花は、公演の中止が影響し、全くと言って良いほど売れない状況となりました。
毎月の数字を見返す度に、自分を鼓舞するために、いつか売上は戻るだろうと楽観視していましたが、今は、コロナウイルス発生前の売上に戻ることは、同じことをしている以上、二度と無いと確信しています。

選択肢は2つ。
・赤字が積み上がる前に会社をたたむ
・自ら変化して時代に適応する

正直な事を述べると、会社をたたむ選択肢を選んだほうが、恐らく楽です。
僕自身も、起業してから年間364日働く日々がずっと続いていたので、コロナウイルスを理由に辞めるのもありかも。と考えたこともあります。

しかし、僕自身の失敗や至らなさで会社をたたむならまだしも、コロナウイルスという、良く分からない外的要因で会社が無くなってしまうことに、納得が出来ませんでした。

幾ら文句を言ったところで、コロナウイルスは無くならないですし、事業も好転しません。

であれば、自ら変化して時代に適用する。いわば反骨心に似た想いと共に事業存続の道を選びました。

存続の道を選ぶことが出来たもう一つの要因は、こちらのコラムを読んで頂いている皆様が、メールやTwitterでSakaseruの事を応援して下さったからです。

「公演が無いけど、会えない母親に花を贈らせて下さい。」
「アルコールは飲めないけれども、お花見セットのクラウドファンディングに参加します。」
「推しに贈れない花を自宅に贈らせて下さい。」

いつもサービスをご利用頂いて、貢献すべきはSakaseruであるべきにも関わらず、お客様のあたたかいお気持ち、そしてお花を購入して下さった事が、事業を存続させる意思を支えて下さいました。

感謝以外の言葉が出てきません。
本当に、ありがとうございます。

事業存続を決定したからには、事業を変化させ、時代に適応すべく日々走りました。
大きな出来事としては、公演やイベントに贈るファンの方のお祝い花クラウドファンディングサービス、ミンサカを開発したことでした。

金額の高いお花はお花の主催者が参加者を募り、小口の決済を集めながら贈る文化があります。ただ、参加者募集から連絡。決済。お花の発注まで、今まで多岐にわたるプラットフォームを利用せざるを得ませんでしたが、それらを一つのプラットフォームで解決したい。

そんな想いで開発に着手しました。

今現在、公演の数が少ないことや、祝い花を贈る機会が少ないことから、まだまだ企画の数は少ないものの、中には100名以上の参加者を募られる企画があったり、アメリカ、中国、フランスなど、外国の方の参加者も見受けられるなど、沢山の気付きをお客様にご教示頂いています。

不思議なもので、今までやってこなかった事にチャレンジをしてみると、見えなかった景色が見えるようになってきます。それに伴って、事業のピボット(事業の方向性を変えること)も視野に入ってきました。

例えば、お客様の想いをお届けする手段は、花に限らず、お客様の求める形でお届けしても良いのでは無いか、といった事です。
具体的なプランはこれからチームで話し合って決めて行きますが、引き続きお客様に寄り添ったサービス運営を必要条件に、良い形で変化をしていきます。

コロナウイルスには大変な目に遭わされましたが、今では、変化する機会を与えてくれてラッキーだったなと捉えることが出来ましたし、何より、応援して下さる皆様一人ひとりの大切さを、改めて知ることが出来ました。

大変な中、諦めずにサービス開発運営してくれるチームメンバーも、ありがとう。

一輪の花が咲いてから枯れるまで、その全ての表情が美しいように、僕たちSakaseruも、変化を楽しみつつ、良い仕事が出来たなと喜べるよう、引き続きサービスをご提供させて下さい。

いつも応援してくださり、本当にありがとうございます。
これからも、僕たちSakaseruを、よろしくお願いします。

長くなりましたが、ご挨拶と感謝の想いをお伝えさせて頂きました。

株式会社Sakaseru
代表取締役 小尾龍太郎

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