フラスタ・楽屋花のSakaseru

デザイナー選びや
予算について
スタッフに
無料相談!
お花を寄付したら 小学生の皆さんからお手紙を頂きました。

お花を寄付したら 小学生の皆さんからお手紙を頂きました。

2021年03月26日

こんにちは。
Sakaseru代表の小尾です。

先日、事務所の裏にある小学校にお花を寄付させて頂いた所、
小学生の皆さんから心温まるお手紙を頂戴しましたので、是非ご紹介させて下さい。





お花を寄付するまでの経緯



今月のはじめ、Sakaseruフラワーデザイナーのデザインする花をご提供するための
写真撮影を行っていました。
※写真はこちらから見ることが出来ます。
花の数は全部で40以上。
卓上に置けるお花から、サイズのかなり大きなお花まで、Sakaseruの小さな事務所は花で一杯になりました。





色彩や香りで満たされる部屋に幸せを覚える一方で、
「撮影が終わったらこのお花たちどうしよう。」
そんな事を考えていました。
数個の花であれば、僕たちスタッフが自宅に持ち帰って楽しむことが出来ますが、
40以上の花を持ち帰ることは出来ません。
そこで今回は2つの事をやってみました。



Sakaseruのお客様にお持ち帰り頂く



日頃お世話になっている皆さまに、お花を差し上げたい。
今回は時間が限られていましたので、Twitterで告知をさせて頂きました。
告知をさせて頂いた所、いつもSakaseruをご利用頂いているお客様に、次々と事務所に来て頂けました。
直接お会いできた方もいらして、声やお顔を直接拝見出来たことがとても嬉しいことでした。
お花も最後まで楽しんで頂けたそうで、差し上げて本当に良かったと思うことが出来ました。
事務所までご足労頂いたお客様、本当にありがとうございます。

一方で、予め分かっていたことは、小さなお花しか現実的にお持ち帰り頂けないということでした。
大きなお花は抱えると、上半身が埋まる程の大きさ。





水を沢山含んだお花は、重量もかなりのものです。
部屋にはまだ、大きな花々がたくさん残っていました。

一つの花も無駄せず、何か良いことは出来ないか。

ふと、事務所の裏に大きな小学校があるのを思い出し、すぐに電話をしてみました。
花々を寄付させて頂きたいことをお電話で説明をすると「本当にそんな事をしていただいても良いのですか?」と
戸惑っていた様子でしたが、きちんと物事の背景を伝え、大変嬉しいことに快諾して頂きました。



なぜ小学校に寄付しようと考えたのか



「今までSakaseruが受けてきた恩を、未来を担う子どもたちへ託したかったから」
これが一番の理由です。
Sakaseruはサービスを立ち上げてから5年間、こちらのコラムを読んで下さる皆さまを初め
大変多くの方たちに支えられて今現在があります。
こう書くと表面的な言葉に聞こえてしまいますが、今までを振り返るとSakaseru単独で成し得た事は何一つ無かったのだと改めて気付かされます。
ですので、今度は恩や想いを受けてきた僕たちSakaseruが次の世代の方たちに、想いを託したいと思いました。
花を寄付するという、たとえ小さな事であったとしても、この循環が継続的に行われるのであれば、更に優しい未来が待っているのではないかと考えています。

そして、3月は卒業の季節。
例年であれば、明るく元気に門出を祝う時期ですが、今年は状況が状況の為、中々100%元気に送り出す事ができないかも知れません。そんな時に僕たちの提供するお花で少しでも気持ちが明るくなって頂けたら嬉しいことです。

Sakaseruを通じて、この様な機会がやってきたのは、本当に運が良いことでした。

お花を運搬する際には、大勢の先生方が小さな事務所までいらして下さり、お礼とともに花々をお持ち帰り頂けました。
事務所は花の香だけを残し、いつも通りに戻りました。



小学生の皆さんからお手紙を頂戴しました



「実は今度卒業する6年生の子たちが手紙を書いたようで、受け取って頂けませんか?」
後日、校長先生からお電話があり、直接お手紙を受け取りました。

お手紙には、花を受け取った時の気持ちや状況が素直に綴られていて、読んでいて心を動かされました。

そのお手紙の一部をご紹介させて頂きます。




「撮影の後、この花をどうするのかを迷って最終的に提供してくれなかったら、僕たち6年生が計画した謝恩会が暗い雰囲気になっていたと思います。ですが花があったことですごく良い謝恩会になったと思います。本当にありがとうございました。」




「このお花と一緒に撮ったクラス写真は、ずっと大切にします。このお花に見守られて行った謝恩会は一生の思い出です。」




「この沢山の綺麗なお花に背中を押してもらっています。中学校でも人への思いやりを大切に頑張ります。」




「僕たちはもう小学校を卒業しますが、ずっとずっと寄付して頂いたお花は大切にします。」



最後に



今回は、行き場の無くなりそうなお花を、意味のある形でお届けでき、嬉しいお手紙を頂いた事をご紹介させて頂きました。
この様なお取り組みが出来たのは、いつも皆さま一人ひとりから頂戴しているご注文や応援の想いのお陰でございます。

本当にありがとうございます。

今年も外でのお花見は難しそうですが、是非Sakaseruのサイト上の花の写真や、ご自宅のお花とともに素敵な時間を過ごして下さいね。

SNSでシェア

関連するコラムを読む