Interview
Interview
こちらのお花、一見、普通の二段のお花にも見えますが、イラストパネルの幅は1メートル近くもあり、とてつもないボリューム感があります。
実はSakaseruスタッフも、現地で目にしました。飛び出すかのような構図、その大きさ、大変インパクトがあったことをよく覚えています。
ご依頼下さったのは、[みとフラスタ(@FlowersMito)]の管理者様。Vtuber/バーチャルライバーである月ノ美兎さんへのフラスタ(フラワースタンド/スタンド花)企画で知られるアカウント様です。
このインタビューの約半月前、Sakaseruへご依頼頂き、お花をお届けさせて頂きました。また更には、同じく月ノ美兎さんのファンであるスタッフのフラスタ企画にもご参加頂き、フラスタ企画に不慣れなスタッフへご指導頂いたこともあります。
そのようなご縁から、この度はお客様インタビューにご協力頂けることとなりました!
この度のインタビューでは、お花企画へのお気持ちから月ノ美兎さんに対するお気持ちまでをお伺い致します。
こちらこそ、先日はお花をありがとうございました。
実は、“みとフラスタ”のアカウントは自分が始めたものではなく、それを引き継いだところから始まりました。
元々企画・運営されていた方が「企画が続けられそうにない」と漏らしている場に、たまたま居合わせたんです。
その時既に20人以上の参加者が集まっていて、それが立ち消えになってしまうのは悲しいなと思いました。それに、当時そのイベントではフラスタの企画があまり立っていないように見えたので、お花が少なかったら委員長(※)も悲しむのではないか、と感じて、引き継ぐことにしました。
(※)委員長……月ノ美兎さんの愛称
ためらいはありました。
経験もないし、特別お花が好きなわけではないし、絵師さんの探し方もわからないし……正直、どうしようかな、と。
ただ考えているうちに、まあいけるやろ、というテンションになって来まして。笑
その場のテンションというか、ノリというか……そんな風に、引き継ぐことになりました。
色々わかって、すごく面白い体験だなと感じました。
Vtuberのフラスタは普通のアイドルの方へのお花や、普通の公演祝いとは違う面があると思っています。Vtuber界隈は二次創作/ファンアートが盛んですが、フラスタ企画はそれに近いもので、フラスタで“Vtuberを表現する”というのがメインなんです。
だから、フラスタ企画に参加した人も、会場に来た人たちも、企画主催者もお花を見て楽しんでいる。受け取るライバーさんに喜んでもらうのが一番の目的ではあるものの、会場にいる皆でお花を共有できるのが面白いと思いますし、それを主催できたというのはなかなか得難い経験だったなと思います。
そうです! ハッシュタグでファンイラストを共有しているのと似ています。
※[#みとあーと]……Twitterにおける月ノ美兎さんのファンアート専用ハッシュタグ。
実は、美兎ボタンという有名なアカウントさん(※)があるんですが、その管理者の方がいつもすごいフラスタを出していて。そちらを2018年の委員長のイベント会場で実際に見て、フラスタのイメージというものが僕の中で位置づけられました。会場の真ん中にどーんとあって、皆が見ていて、写真を撮っていて、すごいなと。
なのでお花を出す時は、美兎ボタンさんのお花と並んでも見劣りしないものをと意識しています。とはいえ、あの方には敵わないだろうな、とも思っています。笑
(※)美兎ボタンさん……実はこの方もSakaseruにご依頼頂き、お客様インタビューをさせて頂きました。美兎ボタンさんのインタビューはこちらから御覧下さい。
委員長のことを知ったのは、2018年の3月ですね。彼女の配信がバズって、それがTwitterのタイムラインに流れてくるようになってからです。
もともとVtuberという文化は知っていたものの、特別興味を持ってはいなかったのですが、委員長を知って以来、その配信、トーク力にどんどんのめり込んでいきました。
ゲーム実況ひとつ見ていても、面白い言葉がぽんぽん出てくる。配信のたびに好きになりました。
誰しも人気の上がり下がりはあると思いますが、2年経った今でも変わらず人気な委員長はさすがだなと思います。
多方面に才能がある人だから、というのと、セルフプロデュース力がとても高いと感じています。
先程バズった、という話もしましたが、これも勝手に騒ぎになったのではなくて、自分の配信の面白いところを切り抜いたまとめ動画を作って自分で仕掛けた、と委員長自身が言っていました。
つまり、自分のどこが面白いか、ウケるかを第三者視点で見れているように思います。委員長自身が“月ノ美兎”というコンテンツを客観視して、プロデュースしているのではないでしょうか。
特に意識したことはありませんが、面白いな、と思っています。
新人さんを知って、にじさんじを知って、委員長を知ってくれる人もいると思いますし、いいことだと感じています。にじさんじは箱でわちゃわちゃしているのが人気でもあるので。
色々ありますが……一番はその“生き様”です。
ライバーという生き方に命を燃やしている感じ、命を賭けている様子がとても格好いいなと思います。
これまで活動の中で大変なことも沢山あったでしょうけれど、それを乗り越えていく様だとか、自分が面白いと思ったことをとにかくやってしまう行動力。配信などで、難しい局面で選択しなければならない時も、決めるのも早く後悔もしない決断力。自分が決めたんだからと振り返ったりしない。そういう委員長の生き方を、「人生の先輩」のように感じています。
(多分)僕よりも年齢的には年下なはずですが、自分にはできないことをやる人だと、尊敬しています。
僕としては、今まで通りにやっていって欲しいです。“今まで通り”色んなことに挑戦していって、週何回か配信してもらえたら……。もっとメジャーになって欲しい、という気持ちもありますが、それはそれとして、これまでの委員長のスタイルは続けてもらえたらな、と思っています。
いくつかのお花屋さんと迷っていたのですが、最終的にはホームページがわかりやすかったことや、チャット機能が気になって決めました。
というのも、以前他のお花屋さんを検討していた時に、全然連絡のとれないお花屋さんがあり、コミュニケーションがとれないというのは辛いな、という実感があったためです。
チャットはすごくコミュニケーションが取りやすかったです。
文字ベースでお話したり、画像を送ったりしましたので、電話・メールだとあそこまで細かい打ち合わせは難しいと思います。
既読もつくし、そういう細かいところで安心でき、ストレスなくやり取りできました。
先ほど、美兎ボタンさんのスタンドにも見劣りしないよう、なるたけ立派なスタンドを出すようにしてるとは言ったのですが、一方で、色んな人にもっと手軽に花を出してほしいなとも思ってます。
きっと委員長も、凝ったスタンドが1, 2基あるだけより、色んな人が大小様々なスタンドやアレンジ花を贈ったほうが喜ぶと思うんですよね。そういう意味ではイラストも必須じゃないと思っています。
そう思います。
ありがとうございました!
*
今回、ご自身のお考えを非常にきれいに言語化してくださるお客様でした。
例えば、お客様が考える月ノ美兎さんの人気の所以。
それに、「Vtuberのフラスタはファンアートに近いもの」という視点。
それらのお話を通じて、それぞれのお客様にとって、応援される方が同じでも、お気持ちやお花贈りに対する想いは違ってくるのだという当然のことを、改めて学ばせて頂いた思いです。冒頭でお伝えした通り、インタビューアであるスタッフが同じく月ノ美兎さんのファンであるからこそ、そう感じました。
お客様の中の月ノ美兎さん、Sakaseruスタッフの中の月ノ美兎さん。そしてまた別の方にとっての、演者さま。
そんな唯一無二の想いをSakaseruのお花に託し、ご依頼頂いていることが、改めて嬉しくありがたいことだと感じることができました。
お客様、この度はご依頼誠にありがとうございました。
また是非、お客様だけのお気持ちをお花に託すお手伝いをさせて頂けましたら幸いです。この場を借りて、お礼申し上げます。
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