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Interview

歌い手・しょぴくん握手会宛 祝い花ファンインタビュー

私たちがもらっている“癒やし”をファン側からもあげられたら

優しい色合い、可愛らしいイラスト、レースに縁取られた立て札……キュートな要素が詰め合わさった、こちらのプリザーブドフラワー。12月に行われたSakaseruのTwitterキャンペーンで当選されたお客様が注文して下さったお花です。

お届け先様は“歌い手”であるしょぴくん(@shopikun01)。その握手会に、特別にお届けさせて頂きました(本当はお花やプレゼント禁止の公演でしたが、お客様からクーポン当選などの背景を説明頂き、特別に許可を頂きました)。
今回のTwitterキャンペーンは、[楽屋花デザインキャンペーン]で、こちらのお客様は2枚のデザインを応募頂きました。しかし、実際にオーダー頂いたのは、応募の際に描いて下さったものと大きく違った姿。

どのように考えることでそれが変化していったのか、そこにどんな想いがあるのか。お話をお伺いさせて頂きました。

キャンペーンへのご応募
2つのデザイン


――この度はキャンペーンへのご参加、オーダー、そしてインタビューにお答え頂きありがとうございます!

こちらこそありがとうございます!
当選商品のクーポンを使用させて頂きました。

――では早速ですがお話をお伺いさせて下さい。
まず、今回Sakaseruのキャンペーンにご応募頂いたきっかけは何だったのでしょうか。

もともとフラスタ出してみたいな、と思っていて調べていたのがきっかけでした。
贈りたいけど機会がないな、なんて思っていたんですが、そんな時Sakaseruさんでキャンペーンをやっていて。アスカ(※インタビューアのSakaseruスタッフ)さんのコラムなども読ませてもらって、“推し”に贈る花っていいなと思って、参加しました。

――コラムを読んで頂き、ありがとうございます!
それでは、キャンペーンに応募頂いた2つのデザインについて、それぞれコンセプトを教えて下さい。


お客様の応募作品。2つのデザインをご投稿頂きました。


1枚目は、歌い手さんであるしょぴくんをイメージしました。

描かれているクマさんは「くまごろう」君という、しょぴくんの相棒キャラです。
そのくまごろう君にしょぴくんが使っているギターを持たせて……全体的に、可愛らしさを意識しました。ご本人が中性的というか、可愛らしい方なので。

――どのようなところが可愛らしいのですか?

歌声もほわほわしていて可愛いですし、グッズも可愛いものが多くて、レースがあしらわれていたりします。丁寧な口調も優しくて、雰囲気が柔らかいんですよね…!

あと、お花をデザインする上で考えていたのは香りです。バラの香りや柔らかい質感をイメージして、パステルカラーのグリーンのバラを描きました。
ただ、しょぴくんのカラーはザ・緑というような濃い緑なので、アイビー(※お花の右端に描かれている葉もの)やリボンで取り入れました。

――一つ一つに意味があるのですね…!! 素敵です。
もう一つのデザインはいかがでしょうか。

2枚目は企業猫さんの[太田胃にゃん(@ohtainyan)]さんをイメージしています。(※胃腸薬・太田胃散の公式キャラクター)

よく公式Twitterで旅先の写真をツイートされていて、旅のイメージが強いので、気球をモチーフにして描きました。 気球の左側のカラフルな色合いは旅先の楽しい思い出を表現していて、右側の青白水色は太田胃散のカラーをイメージしています。
濃い青などは生花だとなかなかないと思ったので、気球の部分はプリザーブドフラワーで製作するイメージで、ぱきっとした色を使っています。

――企業公式の“推し”さんなんですね!

そうですね。笑
太田胃にゃんさんは真面目な感じの猫さんなんですが、ちょこちょこいいねをくれたり、時々リプをくれたりするんです。そういう日頃の感謝とかを伝えられたら、なんて考えていました!

大きく変化した実際のデザイン


――最終的に、オーダーして下さった今回のリースはイメージが大きく変わりましたね。今回のデザイン・そしてプリザーブドフラワーという形にしたのはどうしてですか?

まずプリザーブドフラワーにしたのは、世話をする必要がなく長く楽しんで貰えて、またコロナの影響でもしイベントが中止になってしまっても、別の機会で渡せるから、という理由が大きいです。

あと、実は今回お花をお渡ししたイベントは、お花や差し入れ禁止だったんです。
でもDMでしょぴくんに相談させてもらって……Sakaseruさんのこういうキャンペーンで当たった“推し”へのお花だから、今回だけ受け取ってもらえないか、と。そうしたら、特別に受け取って頂けることになったんです。そんな経緯だったので、配送で直接届けてしまうと現場が混乱するかも、ということで、まず自宅に届けて自分で持っていきました。なので自分が持ち運びやすいように、ということも考え、プリザーブドフラワーにしました。

リースタイプにしたのは、しょぴくんのアカウントのアイコンにリースが書き込まれていて、これをイメージしたかったためです。あとは、台があって丸いお花があって、というこの形がフラスタ(※フラワースタンド/スタンド花のこと)っぽいなと思って、“フラスタの代わり”みたいな意識もしていました。以前からしょぴくんにフラスタを出してみたいと思っているんですが、なかなか機会がないので。

ただリースって意外に、弔いの場所で使われたりもするんですよね。お墓に掛けられたりとか……。
なので暗くならないように、悲しい雰囲気にならないように、という部分はデザインする上でとても気をつけました。

――想像していた以上に細部まで考えてデザインされたのですね。
立て札やイラストもお客様が描いて、製作されたのですか?

はい! 私が作りました。
他のリスナーさん達がうちわやキンブレシートを自分で製作されているので、それを参考にさせてもらいながら、色々試して作っていきました。

――具体的にどのような道具を使いましたか?

百均のラミネートシールなどです。
ネームプレートの周囲を縁取っているレースは、レースのシールです。カードを印刷して、シールを貼って、その上からラミネートしています。

ギターはネットで拾ってきたサイズで印刷して、やっぱりラミネート。
予備をいくつか作って、作りながらこれじゃあだめじゃん、なんて失敗もしながら、少しずつ修正していきました。
説明書通りにやるより、ちょっと違った方法を試したほうがうまくいったり、なんてことがありました。

――それでは、結構お時間もかかったのではないでしょうか。

そうですね、イラストも描いて、色を塗ったりしたことも入れると、2時間くらいはかかったでしょうか。

――それはすごい…!
その他、デザインやパネル製作で大変だったことはありますか?

お花のデザイン自体が、すごく難しかったです…!!
先程も言いましたが、アスカさんのコラムや、Sakaseruさんのほかのコラムをめちゃめちゃ読みました。

――あのゆるいコラムをそんな風に言って頂けて嬉しいですが、意外です。笑

アスカさんのコラムはすごく参考にしましたよ!
お花を贈る、という実際の場面になると、少し身近な目線の内容の方がありがたくて…!
アスカさーん!! なんて思いながらデザインを考えてました。笑

――なんと。笑 少しでも助けになれたのならすごく嬉しいです。
Sakaseruのシステムは使ってみていかがでしたか?

他を使ったことがないのですが、サイトはわかりやすく、メール対応も早く、チャットもかしこまりすぎない形でやり取りできてすごく良かったです。
迷った時にチャットでフラワーデザイナーさんと相談できて便利でした。

“しょぴくん”その魅力と花に込めた想い


――さて、お客様の応援されている、しょぴくんについても教えて下さい。 すばり、お客さまから見るしょぴくんの魅力は何でしょうか?

色々ありますが、音楽的才能にあふれている部分でしょうか…!
弾き語りをされている方って、どうしても歌とギター、どちらかが弱くなってしまう方が多いように思います。
でもしょぴくんはそうではなくて、歌声はもちろん、ギターの音色が本当にきれいなんです。編曲では複数のギターラインをミックスしたりと、歌とギター、両方あっての作品に仕上げていると感じます。他の有名な歌い手さんのミックスを担当していたりもするんですよ。

あとは、先程も少し言いましたが、柔らかい口調や丁寧な言葉づかい、言葉選びも好きです。癒し系というか、とげとげしさが全然ありません。

――音楽的な才能と、その優しい雰囲気とのギャップ、という部分が魅力でしょうか?

そうですね! 言葉にするのは難しいですが、それはあるかもしれません。

――そんな素敵な方へお渡しできたこの度のお花。完成写真や、実物を目にした時どう感じましたか?

すごい、と思いました。
思った以上、でした。担当して下さったフラワーデザイナー宮崎さんのテーマである“大人かわいい”、が本当に形になっていて。ものすごくズッキューンときました。ぶち抜かれました。本当に作って頂けた! と思いました。笑
そして、絶対喜んでもらえる、という自信が出ました。

手元に来たときは、「本当にきた、本当にあった!!」と、実在することに感動するというか……。ようやく現実感が湧いてきました。笑

――すごくお喜び頂けたのですね。笑
今回しょぴくんにお花を通じてどんな気持ちが伝わったらいいと思いますか?

目に見えて残る形で、応援の気持ちが表せていたらいいな、伝わったらいいな、と思います。

歌い手さんはYouTubeの高評価数や再生数、いいねの数といった、数字で応援を測らなければならないことが多いと思います。しょぴくんはステージに立って音楽活動をすることも少ないので、なおさらです。でもそれだけではなく、日頃私たちがもらっている“癒やし”をファン側からもあげられたら、と感じていました。だからこのお花をちょっと息抜きに眺めてもらえたらいいかな、なんて考えています。

――素敵なお気持ちですね。これからしょぴくんにはどのように活躍していって欲しいですか?

自分がいいと思う、やりたいと思う音楽活動をしてくれたらいいなと思います。
ちょっとでも嫌だな、と思うことのない、自分が「やりたい」と思う環境で「やりたい」と思うことをやってもらえたら。それを見ていきたいです。

――お客様のお気持ちは、お花通じても、他の場面でもきっと通じていると思います。
素敵なお気持ち、ありがとうございます。
また改めましてインタビューにお答え頂き、ありがとうございました!

こちらこそ素敵なお花をありがとうございました!

インタビューを終えて


インタビュー中は(Sakaseruスタッフのせいで)内容が脱線することも多かったのですが、明るく和やか、とても楽しくお話をして下さいました。

お花についてお話頂く場面では、沢山のお気持ちと、お考えと、悩まれた時間があったことをひしひしと感じました。クーポンが当たったから贈る、というだけではなく、精一杯ご自身のお気持ちをお花に込めようと、時間を使って下さったその姿勢。すごく素敵で、ありがたかったです。

また、お気持ちを伝える機会がありましたら、是非お待ちしております。
Sakaseruのフラワーデザイナーが、そのお時間に見合うお花をお届けさせて頂きます。

お客様、改めましてこの度は本当にありがとうございました。

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